廃油ストーブの自動給油ポンプ、タイマー設定を試行錯誤で決めるまでの話

ハウス凍結防止

以前、廃油ストーブをタイマーモジュール+蠕動ポンプで自動給油してハウスの凍結を防いだ話をしましたが、実はその設定にたどり着くまでに、一晩中の見回りと苗を何本か失う痛い経験がありました。今回はその試行錯誤の記録です。

一晩中の見回りと一酸化炭素対策

マイナス2度まで冷え込んだ夜、2時間放置しただけで廃油ストーブが止まってしまい、慌てて様子を見に行きました。「今日はここで寝袋で寝ようか」とも思いましたが、結局1時間おきに様子を見に来る形にして一晩を乗り切りました。

ハウスにこもって廃油ストーブをガンガン焚いていると、一酸化炭素濃度も気になるところです。一酸化炭素チェッカーで測ったところ、90〜200ppmくらいまで上がる場面があり、これくらいになると頭痛やめまいが出てくるレベルとのこと。扉を開けて換気扇を回すと10.5ppmくらいまで下がったので、安全なレベルになるまで待ってから作業を再開しました。50ppmを超えたらアラームが鳴るタイプのチェッカーを買うべきだったなと反省しています。

2日ハウスに来れず、苗が4本ダメになった

忙しくて2日間ほどハウスに来られなかったところ、苗がかなり枯れてしまいました。葉っぱは凍っていて、4本はもう無理そうな状態。以前、廃油ストーブのつけ忘れでトマトを全滅させてしまったことがありましたが、今回はつけ忘れではなく、給油バルブが途中で詰まって供給が止まっていたのが原因でした。全開にしてもポタポタとしか廃油が出てきておらず、これまでのバルブを開けっぱなしにして自然に垂らす「自由落下」方式だと、こういう不安定さがどうしても出てしまいます。

自由落下方式をやめて蠕動ポンプ+タイマーモジュールへ

そこで、油面から強制的に吸い上げられる蠕動(ぜんどう)ポンプを導入することにしました。ただポンプを回しっぱなしにすると吸い上げ量を調整できないので、タイマーモジュールを組み合わせて、何秒吸い上げて何秒休むかで油量を調節する仕組みにしました。

10分間の実験でタイマー設定を追い込む

まず、自分がいいなと思う「チョロチョロ」具合にバルブを絞った状態で10分間計測してみたところ、150mlの廃油が溜まりました。1時間に換算すると900ml必要ということが分かったので、これを目標にタイマーの設定を探っていきます。

最初は3秒動かして3秒休むという設定にしてみましたが、6分20秒ほどで150mlに達してしまい、明らかに出しすぎでした。次に1秒動かして3秒休む設定に変えてもう一度計測、それでもまだ多め。最終的に「5秒休んで1秒だけ動かす」という設定にしたところ、ちょうど10分でぴったり150ml溜まるようになりました。地道な試行錯誤でしたが、これでようやく狙い通りの給油量に落ち着きました。

ついでにコンテナの水漏れ修理も実験

この日は廃油ストーブでの本番実験をやりたかったのですが、夜は仕事でハウスに入れなかったので、代わりに水漏れしていたコンテナの補修を試すことにしました。シリコンシーラントで漏れていた箇所をコーキングし、水を入れてしばらく置いてみたところ、漏れは止まっていました。ストーブの実験がうまくいけば、ここにもトマトの苗を2本ずつ移植したいと思っています。

参考動画

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