前回、廃油ストーブでお湯を作ってホースを外に出してみた検証編で、「ホースが触れた場所しか溶けない」という壁にぶつかりました。あれから3回改良を重ねたものの、まだ一つもうまくいっていません。それでも意地でも成功させたいので、今回は発想を変えて再挑戦です。
庭に転がっていた風呂釜を救出
「直接雪にお湯をかけないとダメでしょう」というアドバイスをもらったので、今回はホースを雪の上に置くだけでなく、お湯そのものを雪にかける仕組みに変えることにしました。まず用意したのは、庭先に転がっていた使わなくなった風呂釜。これに雪を入れて、お湯を注ぎながら溶かしていく作戦です。
お湯をかける道具として新たに買ってきたのが、水圧で1〜3メートルほど広範囲に水を撒ける散水チューブ。パッケージの注意書きには「熱湯を通さないでください」と書いてあったのですが、それを承知の上で使うことにしました。
配管を組み直し、2WAYで切り替えられるように
仕組みはこうです。まず水中ポンプで水を吸い上げ、廃油ストーブの中に通したフレキパイプをくぐらせてお湯にします。そのお湯の出口を分岐させ、バルブで2つのルートを切り替えられるようにしました。1つは穴あきホース(散水チューブ)につながっていて、そこら辺の雪へ直接お湯をジャバジャバとかけるルート。もう1つは風呂釜に戻すルートで、ある程度雪が溶けてぬるま湯が溜まってきたら、そのお湯をどんどん温め直す保温用として使う想定です。
説明が下手すぎて自分でも伝わっているか怪しいのですが、要は「最初は雪に直接お湯をかけて溶かす」→「ある程度お湯が溜まったら風呂釜内で保温しながら循環させる」という2段階の運用を目指した配管です。
水を入れてテスト、しかし水が来ない
水を32リットル入れてポンプの電源を入れてみたものの、穴から水が出てきません。最初は「ポンプのパワー不足かな」と思い、小屋で見つけたもっと強い水中ポンプに交換してみましたが、それでも改善せず。よく見るとホースを持ち上げたときに水が通っている感触がなく、「どこかで凍っているのでは」という仮説にたどり着きました。
とりあえず廃油ストーブを起動し、熱で凍った部分が溶けて吸水するのを期待しつつ待つことに。結局、原因はポンプではなく、前回の実験後にホース内の水抜きをきちんとせずに放置していたせいで、内部の水が凍って逆流するような状態になっていたことでした。この氷を溶かしては息を吹いて抜く作業に1時間近くかかってしまい、この日の実験はここで時間切れとなりました。
今日は1月2日、前回のクリスマスに続いての実験でしたが、また持ち越しです。仕事もあるので、続きはまた明日か明後日に挑戦したいと思います。
この続き、凍結を解消して実際に散水チューブで雪を溶かすところまで進んだ話はこちらで書いています。


