水耕栽培用の容器
一般的にはプラスチック製の容器やトレイが使われます。サイズは栽培する植物の種類によって異なります。
発芽段階など植物が小さいは100均のトレイ等を使います。成長していくにつれてプラスチックのコンテナ等に変えていきます。
私は5本以上のミニトマトを育てています。なので幅5m*奥行き11mの簡易のビニールハウスを建設しました。
水
水耕栽培では、水が栄養分を運ぶ重要な役割を果たします。水の質は植物の成長に影響を与えるため、できるだけ清潔で、栄養分が適切にバランスしていることが望ましいです。
しかし水道水を使ったからと言って成長しないわけでもないので、あまり気にしなくても構いません
液肥
水耕栽培では、植物が必要とする栄養分を含む栄養液が必要です。市販の栄養液を使用することもできますが、自分で調合することも可能です。
発芽時期は液肥は必要としませんが、成長するにつれて液肥を入れる必要が出てきます。
私の場合は以前はOATハウスの肥料を水に溶かした液肥を使用していましたが、品薄状態が続いていたため、現在はハイポニカのA液とB液を使用しています。
植物
水耕栽培には、土を必要としない植物が適しています。一般的には、レタス、トマト、バジル、シュガースナップエンドウなどがよく栽培されます。
照明
水耕栽培では、十分な光が必要です。屋外で栽培する場合は、太陽光を利用できますが、室内で栽培する場合は、人工的な照明が必要です。
一般的に販売されている家庭用100V電源で使用できるLED照明で成長させることが可能ですが、赤と青を基本とした植物用のライトもあります。
温度調節器
水耕栽培では、適切な温度を保つことが重要です。一般的には、水温が20〜25℃の範囲に収まるように調整する必要があります。
私の場合はビニールハウスの外に貯水タンクを設置しており、夏は40℃、冬前後は5℃ほどまで水温が上下してしまいましたが、枯れることはありませんでした。
成長させやすいという意味では温度管理は必要ですが、高い機材を揃えてまで水温を管理する必要はないように感じます。
pHメーターとECメーター
水耕栽培では、水と栄養液のpHとEC値を定期的に測定する必要があります。これらの値が正しい範囲内にあることを確認することが、植物の健康維持に重要です。
以上が水耕栽培を始めるために必要なものの一部です。また、必要に応じて、水中ポンプやエアレーション装置などを購入することもできます。