廃油ストーブ以外の方法を試してみたら地味だけど効果があった話(木炭の着色法編)

融雪

前回、廃油ストーブでお湯を作って過去最高の58℃を記録した話を書きましたが、あれからしばらく実験を休んでいる間に、また雪がかなり積もってしまいました。9回もお湯を循環させて融雪しようとしてきましたが、正直かなり厳しいという実感があり、視聴者さんからもたくさんコメントをいただきました。諦めきれずに調べていたところ、良さそうな方法を見つけたので、今回は方向転換してみます。

雪の色を黒くして日光を吸収させる「着色法」

調べて見つけたのが「着色法」というやり方。山間部や農地など広い土地では、雪の上に燃やした灰を撒いて表面の色を白から黒っぽく変えることで、太陽熱をより多く吸収させて溶かす方法があるそうです。うちにも焼却炉から出る灰はあったのですが、色がやや薄そうだったので、今回はDCM(3日に2回は通っているくらい通い詰めているホームセンター)で木炭を買ってきました。

水だけの面と、木炭を溶かした黒い水を撒く面で比較実験

いつも実験している場所の反対側を除雪し、だいたい同じ広さの四角い区画を2つ用意しました。片方には水だけを、もう片方には木炭を溶かした真っ黒な水を撒きます。ウィスキーのボトルに木炭を入れて振って溶かすという、なかなか無い体験をしながら準備完了。それぞれ8リットルずつのジョウロで撒いていきました。溶けた量が後から分かるように、四隅に杭も打っておきます。

あいにくこの日は曇りで、雪もパラパラと降っている状態。天気が悪いとどうなるか分からないので、この日はここまでにして、数日様子を見ることにしました。

数日後、木炭を撒いた面がはっきり溶けていた

3〜4日ほど放置してから確認してみると、水だけを撒いたエリアはほとんど変化がなかったのに対し、木炭を溶かした黒い水を撒いたエリアは目に見えて溶けていました。深さにするとだいたい5〜10cmほど。劇的というほどではないものの、水だけの場合との差は歴然でした。ついでに、いつも小屋へ向かう通り道や、車を止めたいのに除雪が面倒でそのままにしていた一角にも同じように木炭水を撒いてみています。もしうまく溶けてくれれば、駐車スペースが1台分増えるので実用的にもありがたいところです。

これまで廃油ストーブでお湯を作って循環させる方式に9回も挑戦してきましたが、もしかするとそもそも「ストーブで融雪する」という発想自体が遠回りだったのかもしれません。真実にたどり着いてしまった気がします。

この融雪シリーズ、興味を持って見てくださった方も多かったのですが、2月に入り、本業(?)である水耕栽培のほうもいよいよビニールハウスへの本格的な移動が進んできました。廃油ストーブをハウス内のどの位置に置くかはまだ決めていませんが、今後はそちらの作業と並行して進めていきたいと思います。

参考動画

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